魔のスパイラルは7社で終焉、救世主は家族の愛情です

会計

10年以上前ですが、キャッシング&カードローンの類で合計7社に借り入れしていました。その7社それぞれがTVのCMで御馴染みの所ばかりです。当時は夫が病気で長期入院していたので妻の私が働かなければ暮らして行けない状況でした。その頃私がしていた仕事はデーター入力で時給820円のパート。週5~6日間勤めていたのですが、夫の入院費や生活費を賄うには到底及びません。そこで一案を巡らしてキャッシングローンを利用してみる事にしました。夫は病と奮闘している身でしたので必然的に名義は私という事になり、人生初のキャッシングローンをリボルディング払い設定にして利用する運びとなったのです。

しかし生活費は日々必要になってきますし、当然その1度切りでは終わらず、確実に借金額は増えて行きました。入院中だった夫の病気は順調に回復し、後は退院して自宅療養する事となったのです。只、退院する際に病院への諸々の支払いが出来ない現実を突き付けられ、病院の相談窓口に行ってみるも分割で払うのは精々2回払いが限度と言われ途方に暮れる有様。

私名義で既に1社から借り入れをしていましたので、これ以上はするまいと思っていましたが、後が無い現状に「もう1社だけ」と縋る思いで新たにキャッシングローンを利用する事にしたのです。

負い目は有りましたけれど、お陰で夫の入院費と滞っていた家賃を払う事が出来たのは何よりでしたね。借り入れを2社にした時から私達夫婦の何かが狂い始めたのでしょう。幸いにして毎月の返済はしていましたから定期的に借り入れ限度額が少しずつ増え、それを借りては生活費に充てるを繰り返していました。

そうして1社の限度額が最高額に達すれば、また新たなローン会社と契約するといった最悪の『魔のスパイラル』に陥って行ったのです。最終的に7社と契約した訳ですが、8社目を開拓する段階になってローン会社から「現在の借金を何社分か返済しなければ貸し出しは難しい」と通告を受けて漸く我に返った私達でした。気付けば数百万円の借金を抱えていて、私のパート勤めくらいでは如何にもなりません。

追い詰められた私達は『伝家の宝刀』を抜く決意をしたのです。夫の実家にふたりで赴き、土下座して数百万円の借金を用立ててくれる様に懇願。義父と義母は飽きれながらも相当額を貸してくれたのです。もう義父と義母に足を向けて眠れませんね。

キャッシングローンは住所と仕事に身元が明らかで有れば簡単に利用出来ますけれど、借り方を間違ると大変な事態に成り兼ねません。きちんと返済計画を立てて健全に利用する事が大事です。